Hysteric Homo sapiens.
地球の耐用年数を考えていたら
ワンルームの自転が朝に切り替わった。
昨夜の妄想があまりに美しすぎたので
死んだ超新星の粒子が 二回の自慰の後に 降ってきたのだった。
あの忘れがたい君の身体の中へ 僕は確かに二度入ったのだと
4億人の僕の 精子と生死をともに 独り 呟きながら
僕は
君のいない宇宙の広さに 永久に怯え続けていく。